ワイン好きなら必ず興味を持つであろう、好きなワインの生まれ故郷、畑、土壌。この本はドイツ・プレディカーツヴァイン生産者協会が格付けした特級畑グローセ・ラーゲの解説本です。全488ページ。2019年出版。 この本を片手にワイン畑巡りができるほどの詳細な地図、土壌、標高、面積、畑の向き、傾斜、品種、所有している醸造所がグローセ・ラーゲごとに明記されています。 最近のドイツワインは温暖化の影響でボリュームのある辛口の生産が右肩上がりですが、かつてのドイツワインの魅力は酸味と甘みの絶妙なバランスの上に成り立つ爽快さでした。そんなドイツワインを探しにドイツへ行きたくて買い求めた本です。 地図が詳細で分かりやすいので、著名な畑の位置を特定し、その姿を拝むことは難しくないと思います。